蒲田は深夜でも温泉に入れるのです。ここは蒲田天然温泉と岩盤浴SPA&HOTEL和-なごみ
ちょっと高いんだけど、どーしても足を伸ばせるような大きなお風呂で最近の疲れをとりたかったから思い切って行きましたわ。いやー、やっぱし自分日本人だ。凄く癒されるね。ババンババンバンバ~ン♪
ちなみにココは全部黒湯です。
[黒湯は、美肌効果があるといわれる重炭酸ソーダ泉・太古の枯葉や草が地下水に染みこんで黒くなった鉱泉等と言われているらしいです。主な効能は神経痛、関節痛、やけどなど。黄金の湯は、美肌保湿効果、湯治効果があるとされるナトリウム-塩化物強塩温泉で、主な効能は神経痛、間接通、慢性皮膚炎など。]
知ってる人多いかもしれませんが、実は大田区は黒湯で有名なんですよ。蒲田は温泉・餃子・居酒屋・ユザワヤ・商店街の数・と、たくさん名物がございます。よく犯罪が多い町なんでしょ?と聞かれますが、「住めば都」、なかなかこの町を離れる事ができません。
「和」もとても楽しめましたが、純粋に風呂にはいりてぇって時、私はよく銭湯へ行きます。
銭湯の条件
・富士山が描かれている事
・高い天井
・湯加減が熱い
・番頭がある事
・珈琲牛乳
・歴史がある
昭和43年、東京は2687軒も銭湯があった。しかし、現在では900件を下回る数になってしまった。そして、銭湯には必ずペンキ絵職人が関わる。大正元年に「キカイ湯」という銭湯で画家の川越広四郎氏が描いた事から始まった。そんなペンキ絵職人も現在は片手で数えるくらいしかいない。名前は忘れてしまったが、見習いで一人若い女性がいるという話を以前テレビで見た事がある。跡継ぎがどんどんいなくなり、需要があるわけでもない銭湯はもう時代遅れなのだ。
ここは、私が月に一度行く、大田区にある「明神湯」。昭和32年からほとんど改修をしていない歴史のある銭湯である。ガラガラと戸を開けると、番頭のおばちゃんが、お孫さんと「こんにちわ」と迎えてくれる。きっと、家族で代々やっているのだろう。一番風呂は常連さんでにぎわっている。ここへ来ることが生活の一部であるだろうなと感じさせてくれる。浴場へ行くとそこには・・・
カコーン・・・
これまた絶景な富士山が壁に描かれております。銭湯の壁を見ると、ついつい男のロマンを感じてしまいます。向こう側の世界。決して高くないのに超えられない壁。
お湯に足を入れた瞬間、思わず「アツ!」と言いたくなるほど江戸っ子な湯加減。そこへ少しづつ身体を沈め、肩まで浸かると、
「うぇーい・・・」 (おっさんか!)
極楽。
風呂あがりに珈琲牛乳をぐいっと一気飲み。
「明神湯」へ来るといつも、ここだけ時間が止まってるんだろうな、と思う。ずいぶん減ってしまった銭湯やペンキ絵職人達は、現在もまだ元気に活動をしています。数が減ってもなくならないのは、きっとそこだけ時間が止まっているからなのでしょう。
みなさんも、たまには銭湯や温泉にでも来て時間を止めたような時間を過ごしては?常に忙しく、時間に追われている日本人はそういう場所が必要なんです。だから、私は通うし、なくならないと強く思う。
いいなぁここ、いきたひ
投稿情報: さかた | 2010/10/23 01:36
ここの風呂へ入ればお前は真の漢になれるぞよ
投稿情報: kazu | 2010/10/23 02:38